誰か嘘だと言ってくれ

DASH3が､






首を長くして待っていたDASH3が､







開発中止になってしまいました…｡

リンクは貼りませんが､DASH3公式サイトに飛んで見てください｡
謝罪文が書かれているのがわかると思います｡


ショックです｡
とても声にならないぐらいショックです｡



ユニバースが中止になって､よくない流れになっているなぁとは思っていましたが､とうとうロックマンシリーズの最後の希望であり期待の星､そして稲船さんの置き土産であったDASH3までもが…｡

もともと出るかわからない､開発状況も不安定なタイトルではありましたが､それでも皆少なからず期待していたはずなのに｡


とはいえ､悲しいのはファンだけじゃないはず｡一番悔しいのはDASH3開発スタッフ達です｡

稲船さんが辞めるときに､散々カ○コンの経営方針を話されていました｡


｢売れないゲームは作るな｣


数字が全ての会社なのだと｡



全て憶測にしかすぎませんが､あそこまで決まっていたものを､この段階で強制的に中止せざるをえないということは､それだけの圧力がかかったのだと考えられます｡


キャラデザも決まり､声優も決まり､マップも出来ていて､体験版も(かつては)出せる状態までいった作品をいきなり中止って､よほどの事情がない限り有り得ないのです｡

だから決して､開発スタッフさん達を責めないでください｡
DASHを､ロックマンシリーズを嫌いにならないでください｡

悔しいのはきっと皆同じ｡




開発室で企画に参加したコブン達はみんな､DASH3のいちスタッフとしてゲーム開発を覗かせてもらいましたが､同時に企画が中止となる悔しさを味わいました｡


DASH3は､作っているところをみんなに公開しながら進めるプロジェクトだったので､こういう形になってしまいましたが､実際ゲーム開発の現場では､世に出ることなくお蔵入りになるタイトルは少なくないと思います｡

1つ腑に落ちないのが､

『しかしながら、現段階に至り、このタイトルに関しては、本開発に進むための諸条件を満たしていないと判断するに至りました。』


とあるのですが､以前は事前に本制作承認会議があることをわざわざ告知していたぐらいなのに､今回はその前フリもなく､突然に開発中止のお知らせ｡

よほど緊急だった？
一刻の猶予も許さなかったのでしょうか？

ちょっと前にファ○通で､ロックマン(カプ○ン)特集が組まれたときに､DASH開発室の宣伝がされていないと話題になりましたが､そのときにはもう駄目だったんじゃ…？

あと試作期間の延長が決定したときに言っていた、

『じゃ、いつまで延長なの？という点については、DASHプロジェクトの盛り上がりを測る、“とある条件”次第、ということになりました。』


の、とある条件ってなんだったんでしょう。今回それが達してなかったから中止になったんでは？



『言ってみれば、『ＤＡＳＨ ３ プロローグ版』をダウンロード販売して、
その盛り上がりで本制作承認の判断をする！という決定が下ったんだ。
盛り上がればそのままGO！！盛り上がらなかったら…ブルブル！そんな事考えたくもない！』


とも言ってましたが、プロローグ版は販売にすら至ってないし。
本当の理由はなんだったんだろう。


ネット上で皆が悲しんでいる理由の一つに､｢ちゃんとした説明もなしにいきなり中止になった｣というのがあると思います｡

大人の事情で､内部事情を明かせないのは重々承知していますが､やはりあのおわび文だけでは､納得しない人の方が多いと思います｡
せっかくみんなで作り上げようとしていたDASH3なのに､こんな終わり方では､嫌な思いしか残らないでしょう｡
あれじゃ夜逃げ同然だ｡

あんなに期待されてようやく立ち上がった企画なのに､最悪な幕閉じになったおかげで､DASH3は最後の最後にマイナスイメージしか残さなかった、なんて悲しすぎる｡

カ○コンさんのなんらかのフォローがほしいところですが…難しいのかな｡



こういう結果になってしまい非常に残念ですが､今はただ､スタッフのみなさんにお疲れ様でしたと言いたいです｡


今更言っても仕方のないことですが､稲船さんがもしカプ○ンに残ってくれていたら､結果はまた違うものになっていたのかな…｡
ぶっちゃけ､稲船さんにロックマンの版権を買い取ってもらいたいぐらいなんですが｡


公式は､今後の開発の予定はないとしていますが､時代の流れによっては何があるかわかりません｡

しかもDASH3はここまで作っているのですから､きっとまたいつか…5年後でも10年後でもいいです｡待ちますから､復活してくれることを祈っています｡



（記事に間違いがあったので少し修正しました）